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馬鹿にできない組織風土づくり

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新しい「価値」を生み出す組織リーダーは、
そのミッションに見合った組織風土を作る努力を惜しまないでください。

新商品の開発リーダーは、その商品開発だけではなく、
片付けなくてはいけない業務で手一杯かと思います。

革新的な商品づくりには「戦略」が必要だというお話を何度かさせていただきましたが、
実は組織風土も戦略的に改善して欲しいのです。

私は、「技術」や「開発」を戦略化して進めることで「事業につながる商品開発」を提言していますが、
その根源に必要なものは、個々のマインドセットを革新することだと信じています。

個人起業家でもない限り、個々のマインドセットは組織風土に直結しますし、
そもそも個々のマインドセットは、組織風土に手を入れることで形成されるものです。

組織風土は、一般的に「社風」などとも呼ばれ「考え方や行につながる共通の価値観」を示します。

私の経験上、この価値観が共有できていない組織はまず成功しません。
決して誰かが「何かを邪魔してやろう」や「やる気がないから適当にやり過ごそう」と
思ってはいないのです。
個々が自分の信じている価値観や思い込みで良かれと思って行動をしているのです。
せっかく能力がある組織なのですから、これでは時間も人材も勿体ないことです。

長年、同じ目標で活動してきたなど暗黙の了解で今までうまくいっていた組織こそ、
そして新たに出来たミッションが曖昧な組織こそ、
組織風土をいかに形成するかが、その後の開発が成功するか否かに直結します。

まず組織リーダー自身がどんな組織にしたいのかをイメージし、ご自身の腹に落とし、
そのための価値観を伝え、具体的な行動を促してください。

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