新規事業・新商品を開発するにあたって
「何を」開発するべきかを決定することは難しく、
結果を左右するというお話をしてきました。
今回は、「What:何」を最後に決めるための3つの視点をご紹介します。
答えは、とてもシンプルです。
「できる」「やるべき」「やりたい」3つをチェックすることです。
できる
まずその商品を作るための「技術」「資金」「人材」などを準備でき、
かつ他社よりも優れていることが条件となります。
他社よりも優れていても、すぐに追いつかれてしまうものでは駄目です。
また、これらを客観的に判断するスキルも必要です。
やるべき
市場ニーズがある商品(開発テーマ)は、できるものならやるべきです。
「あったらいいな」よりも「ぜひ買いたい」という、より購買意欲を掻き立てる
ものであればベストです。
「あったらいいな」の場合は、市場ニーズを深掘りした方が確度があがるでしょう。
やりたい
実はこの「やりたい」が一番重要です。
新規事業・新商品の創出は、並大抵の志では到底乗り越えられないハードなものです。
「やりたい」が強くないと、途中で諦めてしまう事態なりかねません。
「できる」「やるべき」が揃ったら、何度も自問しましょう。
そして開発リーダー・開発者のアサインは、仕事ができる・技術力がある人材よりも
「やりたい」と手をあげる人材がベストです。
それでは、「できる」「やるべき」「やりたい」の3つのポイントをクリアした
開発テーマを選定し、進めてください。
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