あなたの会社では開発環境の整備を行うキーパーソンを設定していますか?
一昔前はIT部門が専属で行なっていたものですが、
ソフトウェア自体が軽くなりパソコン内にインストールして使用できたり、
またプロジェクトの特性により設定が複雑化してきたりなど、
プロジェクトや部門単位で管理した方が都合が良くなってきました。
組み込み開発やLSI開発などでは、開発環境の設定ミスが命取りになることがあります。
近年の開発用ソフトウェアは優秀で致命的な間違いとなることは少ないかもしれませんが、
余計な後戻りなく開発を進めるためには、ぜひキーパーソンをアサインしてください。
キーパーソンには開発用ソフトウェアを提供する会社の技術部隊と密にコンタクトを
取らせ、最新のそして効果的な設計をするための「技」を習得することを要求してください。
特に技術自体が新しい分野である場合やリリース間もないソフトウェアには
マニュアル更新が追いつかず、インターネット経由のQ&Aはあるものの分かりにくい
というケースが多発しています。
そして、解決策はソフトウェア会社の技術部門の一部のエンジニアの頭の中にのみある
ものです。
キーパーソンには開発と並行しながら、こういったレアな情報を入手するよう働きかけ、
部門内で共有することで、競合に差がつく高品質な設計結果を得てください。
開発環境はいち早く整備して、実践することが早期開発には不可欠です。
どうぞ、キーパーソンのアサインから実践してください。
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