いきなりですが、「あなたが最近、読んだ本は何ですか?」
この質問、経営層の方はすぐ答えられる、つまり読書の習慣がついている方が多いですが、
技術者の方からは「ここ数年、読んでいません。」「記憶にありません。」という回答を
いただくことがあります。
これって非常にもったいないことです。
読書は、感覚的にしかわかっていないことが体系的に説明されていたり、
全く知らなかった知識や解決ノウハウなどがたった2千円程度で得られるものです。
特に「人間関係」や「人とのコミュニケーション」といった分野の知識やノウハウは、
普遍的であり、たとえ古本であったとしても非常に役立ちます。
新しい技術分野に関する情報を得るにはネットの方が早いですが、
反面、信ぴょう性にかけることもあり、情報を篩に掛ける必要があります。
本も全て合っているとは断言できませんが、ある程度確度が高い情報が得られることは
確かです。
また、技術分野に関しては雑誌が新しいもの、信ぴょう性の観点から比較的、
使えるものです。
技術分野に限らず、小説、経営、歴史など興味がある、それこそピンときた本を手に取り
読んでみると、意外な発見があります。
歴史上の人物の伝記なども職場で使える「名言」や「行動」などヒントが詰まっています。
アイディア発想の重要な「ソース」になり得る、情報収集法の一つに読書の習慣を
追加してみてはいかがでしょうか?
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