皆さまの会社においても、近年の人材不足問題など離職率を下げる取り組みをされて
いるのではないかと思います。
手っ取り早くなのか、休暇の取りやすさや給料などの条件が取りざたされることが
多く見受けられます。
離職率を下げる取り組みの専門家ではありませんが、私の経験からオススメする
取り組みをご紹介します。
それは、「内発的動機づけをもたらす業務にアサインする」ことです。
給料などの金銭や休暇などの就労条件は「外発的動機づけ」と呼ばれ、文字どおり
外からの動機づけによる行動を促します。
この結果、より簡単に楽に行動することが予想されます。
反対に「内発的動機づけ」は、個人の内なる欲求からの動機づけによる行動を促し
ます。
内なる欲求とは「マズローの欲求5段階説」において「自己実現の欲求」と呼ばれる
ような「達成感」や「責任」などを求めるものです。
新規事業・新商品の開発は、まさに「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」を
実現するための業務だと思いませんか?
苦労に苦労を重ねた開発、また商品化までのいくつもの壁を乗り越えなくては
いけない、そんな業務ばかりではありますが、不思議と離職する社員は少ないものです。
そして新規事業・新商品の開発メンバーは、会社としての目標以外に、
しっかりと個人の目標を持って業務に取り組んでいくものです。
各メンバーが自己成長できると本気で思える業務、つまり新規事業・新商品の開発、
およびその根元となる「戦略」作りにメンバーをアサインしてください。
そして組織一丸で作り上げるんだというリーダーシップを掲げて、推進をしてください。
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