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新規事業は小さなPDCAを回して生み出す

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今回は、各界のリーダーの言葉から新規事業立ち上げに対する考え方をご紹介します。

先日、メルカリが「メルカリメゾンズ」「メルカリNOW」「ティーチャ」の
3サービスを終了させるというニュースが伝えられました。
このニュースで驚いた理由の一つに最も長く提供したサービスでも1年間で
あったという撤退への決断の速さではないでしょうか?

1年間という期間はさておき、フリーマーケットの次の新規事業を立ち上げる
という強い意思の元、新サービスの仮説検証を繰り返し判断した結果であると考えられます。

この件について、あるイベントで小泉社長はこのように話したそうです。
「ある事業から撤退したら、逆に他の事業の成功確率が上がったと考えればいい」

「ダメだったら次!」という考え方は、失敗を絶対に許さないという考え方の
経営トップからは、なかなか出てこない発言です。
考えてみると「失敗を許さない文化」は、その失敗がもう立ち上がることが
できない、企業の存続ができないレベルであることを表します。
反対に「失敗を許容する文化」は、たとえ失敗しても軽微な損失で済むように
計画を立て、実行するということです。
表現が適切ではないかもしれませんが、「上手くいったらラッキー」という
感覚に近いのです。

つまり、いきなり大きな投資をせずに、すぐに挽回できる小さな投資で
市場ニーズを
最大限、獲得するという取り組みが必要です。

そして、新規事業立ち上げの根本は、小さな仮説検証=PDCAを繰り返し行う
という意識を経営トップ、開発リーダー両者が持っていただきたいと思います。

小さな仮説検証ステップを積み上げて、着実に事業につなげましょう。

 

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