オープンイノベーション白書 第二版の中から興味深い内容をピックアップし、
弊社代表による気づきや解釈を紹介する記事です。
「第6章 オープンイノベーション創出に向けた JOIC の活動」では、
オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会:JOICの活動がまとめられています。
最終回であるこの記事では、その中から気になった内容を2点あげました。
活動内容
- 日本ベンチャー大賞
2015年より開催された同賞で株式会社ユーグレナや株式会社メルカリなど
が受賞し、ロールモデルとなる企業家の表彰が行われています。
Mustではありませんが、ロールモデル企業がある方が挑戦者としての
意欲が掻き立てられますね。 - JOICセミナー、ワークショップ、異業種交流会
様々な公的機関や企業などの主催による同種のセミナーやワークショップ
がありますが、「オープンイノベーション創出」に特化した会はあまり
ないのではないでしょうか。
開催履歴から決まった時期の開催とはしてなさそうですが、3ヶ月に一度
程度のペースで実施しているようです。
NEDOピッチ
このトピックだけ別項目としてあげた理由は、ビジネスに直結する可能性を秘め
また、この会ならではの実施内容だと感じたからです。
国立研究開発法人新エネルギー ・ 産業技術総合開発機構 :NEDO と共催で、
各回のテーマに合うベンチャー企業が研究開発の成果と事業提携ニーズについ て、
大企業やベンチャーキャピタル等の事業担当者に対しプレゼンテーションを行い、
具体的な事業提携・イノベーション創出を目的として行うイベントと記載されています。
NDAを締結し、すでに具体的な事業提携 ・ 連携まで結びついた案件がある模様です。
交流会なども良いのですが、やはり「具体的に事業を創出する」ことを期待して
参加する企業がほとんどであると思いますので、このようなイベントが他の団体
主催においても増えてくるとイノベーション創出活動がより、浸透すると思います。
ここまで6回に渡って「オープンイノベーション白書 第二版」について気づき
を記事にしてまいりましたが、今回を持って終了です。
みなさまは、どのように感じ、これからの活動への参考としたでしょうか?
新規事業・新商品の創出には様々な困難が待ち構えていますが、これだと決めた
テーマを推進し、壁を乗り越え、事業化できた際の喜びは何物にも変えがたい
感動をもたらしてくれるはずです。
ぜひ、前向きに歩み続けてください。
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