journal:代表のつぶやき

ムーンショット型研究開発事業公募の動き(04/18)

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目標1〜4・6公募が開始

個人的に注目している「ムーンショット型研究開発事業」に動きがありました。

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、生物系特定産業技術研究支援センターがそれぞれ主管し、説明会や公募要件など情報発信を行なっています。

・目標1
2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
・目標2
2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現
・目標3
2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現
・目標4
2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現
・目標5
2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出
・目標6
2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

上記ムーンショット型目標の中でJST、NEDOが主管する目標1〜4・6の公募が開始されました。目標5はプログラムディレクターが決定したという情報から更新がありませんので、まだ公募が始まっていないようです。

主管機関によっては、説明会を動画に変更したり、Q&Aを充実させたり、メールによる質問を受け付けるなど、新型コロナウィルスの影響を鑑みて対応を変更している模様です。
それぞれの詳細は下記のリンクから参照できます。(20/04/18時点)
JST公募情報
NEDO公募情報
生物系特定産業技術研究支援センター

状況に応じた対応の変化

先に記載しましたが、それぞれの主管機関は、当初予定していた集合型の説明会を動画へと切り替えたり、よくある質問として予測される問い合わせ内容への回答を作成したり実際の質問に合わせてQ&Aを充実させたりと工夫をしています。

このように従来の方法・予定や計画を環境の変化に応じて、随時切り替える行動は既にあなた自身の業務でも行われていると思います。

フェイス・トゥ・フェイスの打合せを中止ではなく、SKYPEなどネット会議に切り替えたり、メールで済ませるようにしたり、承認ラインを紙面から電子に切り替えたり…

このように、人との接触を極力避けつつも人と関わる業務をいかに進めるか、手腕が問われる、工夫が求められてくるようになりました。
そこで私自身が気をつけていることを1つご紹介します。

それは「通常時よりも、細かく確認する」です。
例えば、既存の設計フローのチェック・判断ステップをさらに細かく分け、担当者同士で、または上司・部下の間でチェックすることで、凡ミスを防ぎます。
この作業は、ちょっとしつこいくらいに行うとよいでしょう。
通常時はツーカーと呼べる間柄でも、今のようにコミュケーション機会が減ると思いもよらない方向違いが発生することがあります。

まだ慣れないテレワーク・人との接触を減らした業務には、手戻りやミスを防止するために「通常よりも細かく確認する」を試してみてはいかがでしょうか?
他にも独自の工夫を行い、よい結果となったいい手本は、ノウハウとして社内で積極的に共有しあうとよいです。
転んでもタダでは起きない精神で、乗り切っていきましょう!

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