新規事業・新商品を開発するにあたって、その組織や個人には「すぐ動く」ことが求められます。
上手くいっている時や好きな仕事をしている時だけ「すぐ動く」ことではありません。
どんな状況でも「すぐ動く」必要があります。
これだけの情報社会、どんなにすごいアイディアや技術を生み出していると思っても
すでに世の中に出現している、もしくは特許として出願されているものばかりです。
頭の中で実はこのアイディア持っていたのに…と後で嘆いても意味がありません。
まずは、「アイディア」を「形」にする行動をするべきです。
行動すると頭の中のイメージと異なることが多発しますが、現実の課題として対処する
知恵が働きます。
知恵を行動に変換すると「形=結果」に繋がります。
昨今の技術者は「机上で考える」ことが得意なため、そこで満足してしまう、
もしくは出来ない理由を探し、結果に繋がらないということが多々あります。
組織マネジメントをする上でも「無駄なく、効率よく」を推進するあまり、
行動力を低下させてしまうこともありえるのです。
あくまでビジネスですから、無駄は省く必要がありますが、
すぐ行動して結果を出す、その喜びを新人に近いうちから体験させておくことで、
各人の自信と向上心を高めること=セルフイメージを高めることができます。
難易度が高い開発組織こそ、組織・個人のセルフイメージを高め、行動することが成功につながります。
特に組織リーダーは「すぐ行動する」を率先垂範し、部下の育成に使ってください。
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