今回はアイディアが生まれやすい物理的な「環境」についてご紹介します。
一昔前の企業内では、「タバコ部屋」と言われる喫煙室がありました。
この喫煙室では、かなり重要な項目が決まったり、会社の情報が得られたり…会議室よりも
多くの貴重な情報を入手することができました。
また、単に情報のやり取りをするだけではなく、商品アイディアなどの共有の場でもありました。
今はどこの企業も喫煙できませんが、変わりにどんな場所を用意されているでしょうか。
近年はWEB制作やガジェット製作企業などが、アイディア創出や簡単な会議スペースとして
カフェ風のオシャレな共有スペースを設けています。
アイディアを生み出すスペースの条件は何もデザイン性を高くオシャレなスペースである必要はなく、
各自の席から行きやすく、使いやすいことです。
いくら快適なスペースがあっても各自の席から遠いと、よほど強制的に招集しない限り行きません。
また、長く居座ってしまうような例えばソファーとテーブルだけの空間もオススメできません。
同じフロアで音漏れが少ない場所にホワイトボードがあれば十分です。
通常の会議室と分けることで、この場所に来たらクリエイティヴな活動(アイディア出しなど)を
するものだという意識付けを社員に対してすることができます。
「アイディア出しや討議は楽しいもの」という意識が芽生えないと、なかなか成果が得られません。
少しの手間ですぐ用意できる「アイディアが生まれる環境」を提供してください。
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