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シリコンバレーD-Labレポート〜2章1〜

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前回に引き続き、今回はシリコンバレーD-Labレポート2章「シリコンバレー
での新規事業開発とは」の1について、興味深い内容を取り扱ってみたいと思います。

 

P.27にシリコンバレー発の新規事業の例がUBERやAmazonを事例にあげて
紹介されています。
ご存知の通り、UBERは車の保有者と車を使いたいユーザーの間をマッチング
する移動のシェアリングエコノミーです。
Amazonは、従来のネットスーパー事業だけにとどまらず、AIアシスタントで
あるAlexaを使った屋内オープンプラットフォームを提供しています。
この事例紹介のポイントは、もはや製造業と非製造業という垣根は崩れ、
新しい価値を
提供する者が市場の勝者となっていることです。

みなさまにおいても、製造業だからモノ作りだけをすればいい訳ではないという
ことは、既に実感されているのではないでしょうか?
モノ作りやソフトウェア開発だけに焦点をあてていては、新しい価値や市場は
創造できないという事例です。

 

P30にイノベーションが起きる3つのパターンが解説されています。
ここであげられている3つのパターンを整理すれば、次の一手が考えやすくなる
というアドバイスが語られています。
新しいアイディア創出方法は様々ありますが、最初からあまり一つに絞らず、
ご自身の会社や組織に合う方法を見つけるまでは、様々な方法にトライしても
よいと思います。

 

P.32には、これからの市場を牽引するミレニアム世代の傾向が述べれらています。
「所有」から「オンデマンド」へ欲求が移行しているというものですが、
このような傾向は、ある時期からいきなりやってくるのではなく、その予兆が
少しずつ現れるものです。
この予兆を見逃さないために例えば、社内の若手エンジニアと雑談するだけでも
気づきが得られます。
私の世代の同僚は初ボーナスで必ずと言っていいほど、マイカーを購入していました。
でもある世代からモノを買うのではなく、旅行などに代表される「体験を買う」
人たちが増えました。
ご自身の会社や業界のこれからを考える上で、身近な家族や友人、世代を超えた
社員とのコミュニケーションは予想以上に気づきを与えてくれます。

 

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