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アイディア創出は時間と場所を選ぶ

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「アイディア創出は時間と場所を選ぶ」というタイトルで解説します。

みなさんは新しいビジネスや開発テーマのアイディアを出す時、どんなことに気を付けていますか?
私が支援先でこのような質問をしたところ、こんな回答がありました。
「余裕ができた時や隙間時間を使っているけれど、特に気にしていない」
もちろん隙間時間やお風呂などリラックスした時こそ、アイディアを思いつくこともあります。
「いつでもいいから、そのうちいいアイディアが出ればよい」場合は結構ですが、組織目標である場合は納期と質が求められます。

条件に納期と質が求められることで、こんな弊害が起こる可能性があります。

納期
既存商品への開発にリソースを使い切り、いつの間にか時間切れとなる。


よほどのアイディアパーソンではない限り、いいアイディアを出そうとプレッシャーを感じ、結果として既定路線のアイディアに終始する。

これらの問題を引き起こさないためにするにはどうしたらよいのか。
それは、アイディア創出のための時間と場所をコントロールすることです。

時間
アイディア発想をする場合、最も脳がフレッシュである朝一番、もしくはリラックスしている時間を意図的に確保します。
多くの開発者は、既存事業と新規事業を並行して開発していることと思います。
この場合、既存事業が優先となることが多く、新規事業に関わる時間は必然的に短くなります。
この問題を打破するためにも、また新規性・意外性が高いアイディアを出すためにも、頭の中が情報で埋め尽くされてはいけません。
朝一番、もしくはコーヒータイムのようなリラックス時間にアイディア出しをすると予め決め、実践してください。
ただし、この取り組みには注意点があります。
最初から30分などと長時間を設定しないこと、個人でコントロールできない予定外の業務が入ることあるため、5分程度から始めるとよいでしょう。

場所
アイディア発想をする場合、できるだけ景色がいい場所を選びます。
例えば、外の景色が見えるカフェテリアや可能であれば建物外に出て散歩するなどです。
これは、それまでの活動、例えば既存事業の開発と明確に違うことをすると気持ちを切り替えるため、視野や視点を変えることが容易になるために簡単にできる方法です。
時間の都合上、外出が難しい場合は、自分の机から短時間でも離れるなど、ほんの少しでいいので移動してください。
私自身、体を動かすこと、目に見える景色を変えることは、新規性・意外性あるアイデイア出しにつながりました。

今回は「アイディアを出す時は時間と場所を意図的に制御する」について解説しました。

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