今回は前記事でご紹介した
良い目標の要件:SMARTの最初の
S:Specificについて事例とともに
ご紹介いたします。
Specificには明確な、具体的な;特定
のといった意味があります。
「目標を明確にする」当たり前過ぎて
そんなことをいちいち記事にするなと
思われる方もいらっしゃるかもしれま
せんね。
でもこれって実はすごく難しいこと。
以前、こんな事例をご紹介しました。
この記事では詳細は割愛しますが、
簡単に紹介させていただくと
目標を明確にしない(正確には明確に
できていない)まま開発を進めたこと
で後戻りが発生し、スケジュールが
大幅に遅れてしまったのです。
このような事態は、一見分かったよう
に思える目標が該当しがちです。
なぜなら、全く分からない目標であれ
ば、分からないと指摘する人が出てく
るからです。
それゆえ、
身内だけが理解できる、
もっと言うと自分だけが理解している
そんな目標になっていないかチェック
することをオススメします。
目標は、
いつまでに、誰が、何を、どのように
するか
を明確にする必要があります。
そして特に注意するべきチェック項目
は、この2つです。
- 単語、専門用語の意味を伝えているか(曖昧な表現は避ける)
- 数値:品質、コスト、スケジュールで表現しているか
せっかく時間を費やして目標を立てる
のですから、プロジェクトに関わる
ステークホルダー全員が同じ理解を
示す目標になるまでブラッシュアップ
しましょう。